動画配信サービス huluのリニューアルについて思うこと

私が海外ドラマを見る方法の一つである動画配信サービスのhuluが、2017年5月17日に全面リニューアルされることがアナウンスされています。少しニュースになったりもしていますので、本件に関して思うことをざっと書きます。

何が変わるのか

リニューアルに伴う変更点は、huluが動画で配信していますし、hulu japanの会社サイトでも紹介されています。

御存知の方も多いと思いますが、huluはもともとアメリカでスタートした動画配信サービスで、2011年に日本でサービス開始。その後、日本向けのサービスは日本テレビが承継して現在は日本テレビの子会社が日本でhuluの動画配信を提供しています。今回リニューアルされるのは日本のhuluです。

メリット

huluのサイトで挙げられているリニューアルのポイントは以下の5点です。

  1. あなたに合った作品に出会える
  2. リアルタイム配信がモバイルでも視聴可能に
  3. 家族ひとりひとりに合わせて使い分け
  4. キッズページで安心
  5. 通信容量がわかるので外出先でも安心

上記1.は検索機能の充実やおすすめ作品の機能、3.はプロフィール管理機能で、4.のキッズページも含めて既にNetflixで提供されている機能に追いこうとする意図が強く感じられます。プロフィール管理の画面はNetflixを意識しているようにも見えますね。

Netflixのプロフィール管理画面

デメリット

変更点のうちデメリットと思われるのは以下です。

  1. サイトのURLが変わる → PCでの利用はアクセス先URLの変更が必要。テレビなどのhuluアプリは更新か新規インストールが必要。
  2. 古い型のテレビなど一部の機器ではサポートが終了するのでhuluを見られなくなる。
  3. 移行期間(3日間程度)は解約やアカウント情報変更など一部機能が利用できなくなる。

私にとっては問題となりませんが2.について古い機器でhuluを視聴している人にとっては大きなインパクトですね。huluはこの機会にchromecastやAir Stickを安く買えるクーポンを提供しているため、デバイスを買おうとしていた人にとっては逆にお得です。

ユーザーとしてどうするか

リニューアルの背景は?

このリニューアルがニュースとして報じられた最大の理由と思われるのは、URLが「hulu.jp」から「happyon.jp」に変わること。一応、キャッチコピーとして「Happy on Hulu」というのが使われてきたらしいものの、なじみのあるhuluがhappyonに変わるなんて不信感を抱かざるを得ないですね。hulu側の言い分だと「同じドメインのままシステムを更新しようとすると長時間サービスを停止する必要があったり高いリスクを負うことになるから」とのことですが、私がIT業界で大規模システム移行を実施してきた経験からいえば相応の期間・コストをかけて適切にリスク管理をすれば同じドメインのままでもそれほど難しい移行になるとは思えません。

他の動画配信サービスと比較してコンテンツはともかく機能面ではやや劣るところがあったのも事実。将来のサービス縮小/終了への伏線という噂も存在するものの、リニューアルとしては逆に機能充実のためというのが最優先で、さらに低コストを重視してドメイン名を変更したというところでしょうか。hulu.jpの使用に関するアメリカhuluとの契約を今回打ち切ることでライセンス料も節約できそうなので、とにかくコスト節約したいという意図は理解できます。今回のドメイン変更に伴うユーザーからのイメージ悪化による損失が、節約したコストを上回ることにならなければよいですが。。。

huluでなければならない理由は?

ネットではこれを機会にhuluを解約してやる!というコメントもちらほら見られます。確かにNetflixやAmazonプライムビデオ、dTVなど他の動画配信サービスも存在するので、どうしてもhuluでなければならない理由が見当たらなければ他のサービスだけで十分な訳です。

ではhuluでなければならない理由は何でしょうか?大きいのは以下2つでしょう。

  • 『ゲームオブスローンズ』、『ボードウォークエンパイア』、『SATC』などHBO製作の海外ドラマをオンデマンド動画配信で見られるのは今のところhuluのみ。
  • 日本テレビ子会社ということで、『笑ってはいけない』シリーズなど日テレ系コンテンツが充実している。

当面は様子見で

私はリアルで過激な描写も多いHBO製作ドラマが好きなので、当面はhuluの契約を継続するつもりです。ただ、色々と不満はあって、特にテレビのhuluアプリの使い勝手の悪さ(次のエピソードを自動もしくは1操作レベルで再生できないとか)は何とかして欲しいですね。これを機会に改善してもらえればいいのですが。

(2017/5/18追記)リニューアル後のテレビ用huluアプリは使い勝手がかなり改善されていました。hulu japanさん、ありがとうございます!

他の動画配信サービスも契約しているので、もちろん将来huluで見たいコンテンツが少なくなってきたら解約の可能性もあります。自分が月々合計でどれぐらいの配信サイズ(もしくは配信時間)の動画を見ていて、1円あたりどれぐらい視聴しているかすぐに分かる機能を提供して欲しいですね。例えば「最近はhuluよりNetflixの方をよく見てるな」みたいに感覚的にはなんとなく把握しているものの、定量的に比較している訳ではありませんから。ただ、従量課金ではなく月々定額の動画配信サービス事業者にとっては「ほとんど利用していないのに月額料金を払い続けてくれるユーザー」はおいしい客ということになるので、自分の首を絞めるような機能は提供しないでしょうかね。。。

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