海外ドラマ 女性刑務所の日々を描く『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン1』感想

4月から見始めた『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』。ゆったりペースでしたがようやくシーズン1を見終わりました。得体の知れない魅力になんだかハマりつつあります。

作品情報

Netflixオリジナルドラマで超人気作品。お嬢様育ちの女性である主人公のパイパー・チャップマンが過去のちょっとした過ちのために有罪判決を受けてしまい、収監された刑務所内での生活を描くドラマです。

基本情報やあらすじなどは過去の投稿で詳しく書いていますのでそちらを参照下さい。

海外ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』を見始めました

2017.04.22

最新のシーズン5は2017年6月9日にNetflixで世界同時配信です!

評価

女子の生態を覗き見。その裏に見え隠れするアメリカ社会の縮図。

本作品の舞台となる女子刑務所。閉じられた世界で暗い陰鬱な雰囲気が漂っているイメージですが、本作品の登場人物達はあっけらかんとしていて、まるで大学生活を満喫しているかのようです。食堂で食事しながら噂話、みんなでテレビを見ながら野次をとばし、仲の良い女子とじゃれあい、さらには看守とXXXしている人までいて…本作品を見ているとそんな女子達の生態を覗き見しているような感覚に陥り、「みんな元気に生きてて逞しいなぁ」なんて微笑ましく思ったりします。とはいえ、その裏には人種問題(刑務所内では白人、黒人、ヒスパニックがそれぞれグループを形成しています)、宗教やドラッグ、刑務所に収監されるに至った経緯など、作品全体の明るい雰囲気は保ちつつもアメリカで社会問題となるようなテーマが表現されていて、突然シリアスな気持ちにさせられたりもしました。

パイパーを取り巻く人間関係

主人公パイパーを取り巻く登場人物との関係も見どころでした。まずは、元恋人のアレックス。パイパーが収監されるきっかけとなったのは、当時付き合っていたアレックスに言われて運び屋のようなことをやってしまったからです。その因縁の相手と刑務所内で再会して微妙な関係が始まるわけですが、回想シーンを見ても常にアレックスが上手な感じがして、「こいつはヤバい奴だ、パイパーが手のひらで転がされてる!」なんて心の中で思ってしまいます笑。

もう一人、パイパーにとって重要な現在の婚約者であるラリー。ラリーもパイパーと同様に育ちが良くて基本的にナイスガイなんですが、パイパーの収監により面会の時しか会えなくなり、気持ちが離れていくのかそれとも出所までずっと待っていられるのか話が進むにつれて非常に気になってきます。「自分が同じ立場だったらどうするだろうか?」と深く考えさせられました。女性目線だとまた違った感想になるかも知れませんね。

シーズン1の意外な結末、そしてシーズン2へ…

シーズン1は全13話。エピソードごとにグループ同士の小競り合いとか、所内での恋愛、友情、珍ハプニングなど、手を変え品を変えドタバタごった煮のストーリーが満載で最終話を迎えます。最終話は刑務所内でクリスマスパーティーを実施。手作り感あふれるパーティで賛美歌をみんなで歌ったりしてすっきりエンディングかと思いましたが、

・・・まさかのクリフハンガーでした。はい、そのまま続けてシーズン2の第1話を見てしまいましたよ。あの終わり方だとどうしても次が気になってしまいます。まんまとしてやられたなぁという、いい意味で裏切られた気分でした。

気軽に楽しめるコメディ!? 表現できない得体の知れない魅力

さて、以前の投稿ではこのシーズン1の展開が、

①前向きなパイパーの態度と行動によって、周りの皆がパイパーのことを認めて信頼していく刑務所版『プラダを着た悪魔』的な展開?

②刑務所生活の中で徐々にパイパーが悪に染まっていく『ブレイキングバッド』的な展開?

③色々ドタバタしながらも日常をひたすら描いていく『30ROCK』的な展開?

のうちのどれかになるのか全く予想がつかないと書きました。

シーズン1を見終わった結論は「①~③のどれも正解」でした(笑)。大筋としては③に近いです。『30ROCK』のようなドタバタ&ブラックユーモア満載のコメディという表現が一番しっくりきます。しかし、この作品の凄いところは①の要素も②の要素もかなり含んでいるということ。もはやジャンルが何なのかうまく表現できません。しかも、どハマりという訳ではない(と自分では思っている)のに気が付けば次のエピソードを見ているという状態に引き込まれています。うまく表現は出来なくて我ながらもどかしいですが、本当に得体の知れない魅力(魔力?)があるといわざるを得ないです。すでに第1話は見たのでひとまずシーズン2視聴は確定です。

こんな人にはおススメです。

  • 『SATC』や『Lの世界』など、女性の生態をあからさまに描いた作品が好き
  • 『30ROCK』のようなブラックユーモア満載のコメディが好き
  • 「とにかくどこが良いかはうまく表現できないが、なぜか大人気の作品」がどんなものか見てみたい

上記に当てはまる人なら本作品はおススメです。なんとなく見ているうちに気が付いたら夢中になっているかも知れません!

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。