ついに放送開始!『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 第1話』感想(ネタバレあり)

いやー、まだまだ余韻が残ってます。ついにスターチャンネルで放送された『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7』の第1話。シーズンの幕開けを飾るのにふさわしい濃密な59分間でした!

以下、シーズン1~6およびシーズン7 第1話のネタバレを含みます(というか完全ネタバレです)のでご注意下さい。内容をまだ知りたくない人は、見終わってから再び訪れて頂けますようお願いします!

あらすじ&感想(ネタバレ)

オープニングは…

ウォルダー・フレイが一家の中で重要な者達を集めて宴を開いています。一族の今後の方針を話そうというのです。最上級の酒、アーバー・ゴールドを振舞います。皆が雄叫びをあげて乾杯し、ウォルダー・フレイは家族のことを勇敢だと褒め称えます。すると宴に集まった男達は苦しみ出し、次々と倒れていきます。ウォルダー・フレイは「狼が1頭でも残っていれば羊は危険なままだ」と言い、男達全員が倒れたのを見届けると顔の変装を外します。アリアが彼に変装していたのです。酒を飲まずその場で立ち尽くすフレイ家の娘に、アリアは「何が起こったか聞かれたら”北部は覚えている”と。”フレイ家に冬来たり”と答えなさい」と言い残し、わずかに笑みを浮かべて去っていきました。

いきなりウォルダー・フレイ爺が出てきたので回想シーンかと思いきや、アリアでした!フレイ家の娘たちに「お前たちは飲むな」と言うあたりから、もしかして?という感じでしたが。それにしても、いきなりフレイ家の男達全滅。アリアは本当に最強といえる存在になってきましたよね。そしてアリアが立ち去る場面からのオープニングテーマ突入という流れは最高でした。冒頭がオープニングテーマ以外で始まるエピソードは今まで数回しかなかったはずです。

迫りくるホワイトウォーカーの脅威、そしてブランが…

すさまじい吹雪の中、ホワイトウォーカーが行軍しています。巨人も含め、見渡す限りの軍勢が行進していきました…

ブランがソリの上で目を覚まします。ミーラがソリを引いて、「壁」に到着しました。ジョン・スノウから総帥の任を引き継いだエドが出てきて、ブランドン・スターク本人である証拠を見せろと言います。ブランは、エド達が”最初の人々の拳(フィスト)”にいたことやホワイトウォーカーを見たということを言い当てました。そしてホワイトウォーカーたちが迫っているとエドに警告します。エドはブランとミーラを「壁」に招き入れます。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

ホワイトウォーカー達の大軍は、疲れることなどないでしょうからダッシュすればいいのにゆっくり歩いてます。吹雪だから風の抵抗であの歩行速度が限界なんでしょうか(笑)。それはともかく軍勢には巨人も含まれていて脅威となりそうです。そして予告編の映像にも出ていた通り、ようやく壁まで着いたブラン。ホーダーを失い、大変な道のりだったはず。まずは身体を休めてもらいたいです(特に一人でソリを引いてきたミーラはお疲れさまでした)。

ウィンターフェルでの軍議

ウィンターフェルでは、ジョン・スノウやサンサが北部の諸侯達と軍議を開いています。軍議の中でサンサは、裏切ったアンバー家とカースターク家の城はラムジー撃退を手伝った者に褒美として与えるよう主張します。しかし、ジョン・スノウは、裏切った父親の罪で子供を裁くようなことはせず、城を奪い取ることもしないと宣言します。まだ幼いネッド・アンバーとアリス・カースタークは、スターク家に忠誠を誓い、北部の諸侯たちは団結の声をあげます。

軍議の終了後ジョン・スノウは、「諸侯の前で疑問を差し挟むな」とサンサに言います。サンサは、ジョン・スノウが人を束ねることに長けていて皆に尊敬されていることは認めますが、自身の父であるネッド・スタークや兄のロブのような愚かな間違いをして欲しくないと願っています。そこに王都から使い鴉の知らせがあり、それは王都へ赴きひざまずくようにと書かれたサーセイからの書簡でした。サンサは、サーセイから多くを学んだとまるで称えるような言い方をします。

ブライエニー達の訓練の様子を見つめるサンサに、ベイリッシュが囁きかけます。ブライエニーは、ベイリッシュには何か魂胆があるとサンサに警告しますが、サンサは「彼の望みは分かってる」と答えます。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

シーズン6でラムジーからウィンターフェル城を奪還したジョン・スノウとサンサ。なんとなく不協和音が漂っていますね。とはいえサンサはジョン・スノウが皆から尊敬されているのはちゃんと理解していて安心しました。やはり父と兄の最期を知っているだけに優しさが甘さにつながることを心配してるんですね。二人の仲をかき乱そうとコソコソ行動するリトルフィンガー(ベイリッシュ)は相変わらず何考えてるか分かりません。軍議では、ドラゴングラスを探すようジョン・スノウから指示が出ました。また、トアマンド達に”東の物見城(イースト・ウォッチ)”に行って守りを固めるよう指示したり「壁」が破られた時のことを話すなど、ジョン・スノウはホワイトウォーカーの脅威を直接知っているだけに色々と戦略考えていますね。

キングス・ランディングのラニスターとグレイジョイ

キングス・ランディングではサーセイが床の大きな地図を見下ろしています。傍らにいるジェイミーは自分たちが劣勢にあり、同盟なしでは生き残れないことを説きますが、サーセイは「私は40年間父上の話を聞いてきた」と強気です。彼女は、鉄諸島の新王、ユーロン・グレイジョイと同盟を組もうとしていたのです。

ユーロンの強力な海軍がキングス・ランディングに到着しました。ユーロンは王の間でジェイミーを挑発し、自らの海軍がウェスタロスで最強の船団だと誇ります。そしてユーロンは同盟の見返りとしてサーセイとの結婚を要求しますが、サーセイは信頼できないとして拒否します。ユーロンは「次に来る時は必ず貴重な贈り物を持ってきて誠実さを証明する」と言って王の間を出ていきました。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

四面楚歌となっていくサーセイとジェイミー。援軍として最強海軍のユーロン・グレイジョイが加わることで、デナーリスとの闘いが見ものになってきました。でも所詮は船なので上空からドラゴンの炎が降ってきたらひとたまりもない気がします…。ユーロンはいかにも荒くれものでこれから活躍してくれそうですが、それにしてもユーロンの同盟の動機は「世界一美しい女性を妻に欲しかった」とのこと。シーズン1の頃にキングス・ランディングでサーセイと会うべきだったかも知れません。シーズン1のジェイミーとサーセイは本当に美男美女だったなぁ…

一人で旅を続けるアリア。向かうのは…

馬に乗り森の中を進むアリア。どこからともなく歌声が聞こえてきます。若い数人の兵士達が休憩しており、その一人が歌っていたのです。食事を分けてくれるというのでアリアは彼らに近づきます。彼らは、フレイ家に問題が起こり治安維持のため王都から派遣されたと話します。どこに向かうのか聞かれたアリアは王都へと答えます。そしてその理由は女王の命を奪うためだと話すと、それが冗談だと思った若い兵士たちは笑い出すのでした。

アリアはウィンターフェルに向かっているものだと思いきや、目的地はキングス・ランディングでした。故郷への帰還・姉妹再会よりもラニスター憎しの気持ちが上回っているんですね。この場面では唐突に歌が流れてきて困惑しました。勉強不足で知らなかったのですが、兵士役で歌っているのは歌手のエド・シーラン。実はアリア役のメイジー・ウィリアムズがエド・シーランの大ファンであることがきっかけでこのシーンになったようです。あとはこの場面、若い兵士たち数人とアリアの組み合わせなので、兵士達がアリアを襲って返り討ちにされる様子が思い浮かびドキドキしていましたが、結局はいい兄ちゃんたちで楽しく食事を共にして終わったようで少し拍子抜けです。キングス・ランディングをディスるような発言もするあどけない若い兵士を派遣せざるを得ないぐらい、ラニスター軍は人手不足かつ統制がとれなくなってきていることは伝わりますね。

ハウンドとブラザーフッドの使命

ハウンドと”旗印なき兄弟団”(ブラザーフッド)のソロス、ベリック達は雪の中を進んでいます。休息のため、一行は無人になったと思われる家に入ります。家の中のベッドでは父親と娘が亡くなっていました。ハウンドは「特別なものはないのに、なぜお前が何度も蘇る?」とベリックに問います。ベリックは「その質問はいつも自分に問うてる。俺の使命は?」と答えます。ソロスは火を起こし、炎を見つめるようハウンドに言います。初めは拒んでいたハウンドでしたが、炎を見つめるうちに氷の壁や城、ホワイトウォーカーが通り過ぎる様子が見えてきて、自分達には使命があることを悟ります。そしてハウンドは、家の中で亡くなっていた父親と娘を埋葬しました。

どんどん善人になっていくハウンド。ようやく火に対する恐怖心を克服し、ブラザーフッドと自分たちの使命について自覚することができました。もちろんその使命はホワイトウォーカーと闘うことですよね。今回ブラザーフッドとハウンドが入った家、どうやら以前ハウンドがアリアと一緒に入り、食事を振舞ってもらったのに金品を奪うという所業をやってしまった家と同一のようです。亡くなっていたのはその時の父娘なんですね。ハウンドは雪が降る中、ちゃんと埋葬してあげていました。本当にかつての自分の行為を後悔しているのだと思います。

”知識の城”(シタデル)でサム奮闘中

“知識の城”(シタデル)にやってきたサムは、来る日も来る日も排便の処理、食事の給仕、図書館での書物整理といった雑用の繰り返しです。サムは図書館の制限区域内にホワイトウォーカーを倒す手掛かりとなる書物がありそうだと気づき、”大学匠”(アーチメイスター)に制限区域に入りたいと頼みこみますが、まだ”学匠”(メイスター)でもないサムは許可してもらえません。そこでサムは夜中にこっそり忍び込み手掛かりとなる書物を持ち出します。そして彼はドラゴンストーン城の地中に大量のドラゴングラスがあることを知ります。
食器を回収していたサムに、扉の小窓から手を伸ばしたある男が話しかけます。その男は、「”嵐の申し子”デナーリスはもう来たか?」と問いかけました。

多少コメディっぽい描写で排便処理と食事の給仕と書物整理を繰り返すサム。しかも排便処理の道具と食器が似ていてメニューはカレー・・・食事中の方、申し訳ありません。ともかく、ドラゴングラスの手掛かりを得たわけで、この情報をサムがジョン・スノウに知らせ、予告編にあった通りジョン・スノウはダヴォスとともに南へ向かうことになりそうですね。それからサムに話しかける男。シルエットだけでしたが灰鱗病(グレイスケール)のジョラー・モーモントですね。左腕は完全に大きな鱗で覆われている様子。顔はどうなっちゃってるか心配です。

女王デナーリスがドラゴンストーンに到着

デナーリスは大軍を率いて海上を進み、遂にウェスタロスのドラゴンストーンに到着しました。砂浜で手をつきドラゴンストーン城を見上げ、城門に向かって歩いていきます。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

城の中に入り、デナーリスはボロボロになったスタニス・バラシオン軍の旗を壁から引き下ろします。そして彼女は荒れ果てた玉座のある部屋を通り過ぎ、大きな地図が置かれた作戦室のような部屋に入ってティリオンにこう言いました。「始めるわよ」

やっぱり最後のシーンはデナーリスですね(本当に製作陣はデナーリス推しですよね)。痩せてちょっと綺麗になったかな??

ウェスタロスでの本拠地ドラゴンストーンにどっしりと構え、準備万端のデナーリス軍。このドラゴンストーンはかつてスタニス・バラシオンの本拠地でした。あの見覚えのある作戦室のような部屋にデナーリスが入った瞬間、「ああ、そういえばここでスタニスとメリサンドルはあんなことやこんなことしてたなぁ…」なんて懐かしく思いました。そういえば予告編ではメリサンドルが高い場所から数人の一行を見下ろしているシーンがありましたが、その数人の一行の様子は今回ドラゴンストーン城に入ってくるデナーリス達と同じように見えました。予告編と異なり今回メリサンドル自身は登場しませんでしたが、デナーリスもしくはいずれドラゴンストーンにやってくるであろうジョン・スノウとダヴォスがメリサンドルと絡むシーンが次回以降見れそうです。

次々に場面が切り替わって盛りだくさんの内容は、さすがゲーム・オブ・スローンズでした。第1話では、アリアがフレイに変装してフレイ家の男達を全滅させるという衝撃的なシーンがありました。第2話以降、さらに衝撃的なシーンや驚愕の展開を期待しています!本当に来週まで長く感じそうです!!

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