海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 第2話』感想(ネタバレあり)

今回も第1話に続き息もつかせぬ展開で、本当にあっという間の59分間でした!『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7』の第2話です!!

前回第1話についてはこちらを。

ついに放送開始!『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 第1話』感想(ネタバレあり)

2017.07.18
以下、シーズン1~6およびシーズン7 第2話までのネタバレを含みます(というか完全ネタバレです)のでご注意下さい。内容をまだ知りたくない人は、見終わってから再び訪れて頂けますようお願いします!

あらすじ&感想(ネタバレ)

竜と大狼は繋がるのか…

大雨が降るドラゴンストーン城。デナーリスは、仕える王を次々と変えたヴァリスのことを責め、忠誠心を試しています。ヴァリスは自分が尽くす相手は王や女王ではなく民衆であると言いました。デナーリスは、自分が民を失望させていたらはっきり伝えるようヴァリスに誓わせます。そこへ、紅の女祭司メリサンドルが訪れました。メリサンドルは、デナーリスに役割があること、そして”北の王”ジョン・スノウにも同じく役割があると伝えます。ティリオンの進言もあり、デナーリスは北部に向けて使い鴉を送らせます。

ウィンターフェルで使い鴉の手紙を受け取ったジョン・スノウとサンサ。そこに書かれたティリオンの言葉を信じてよいのか半信半疑ですが、ダヴォスはホワイトウォーカーを倒せるのは火であり火を吐くのはドラゴンであるとしてデナーリスに会いに行くよう主張します。

今回は、前回セリフの無かったヴァリスがデナーリスに詰められている(笑)というパワハラ場面からスタートして比較的静かな出だしでした。しかし、物語の行方を大きく左右する重要な場面です。ついにデナーリスとジョン・スノウがお互いの存在をはっきり認識しましたね!ここでは、デナーリスとジョン・スノウの両方を知るティリオンがその間を仲介する役目を果たしています。シーズン1でジョン・スノウとティリオンは一緒に”壁”まで行きましたが、それが今になって伏線として効いてきてますね!あ、あとはメリサンドルがスタニスとの思い出の地に帰ってきました。北の地を追放されたことを正直に申告したんでしょうか。

劣勢に立つラニスターの戦略

サーセイは、諸侯を前にしてデナーリス軍が数々の蛮行を重ねてきたと非難します。デナーリスのドラゴンをどう止めるつもりかというランディル・ターリー公の問いに、クァイバーンは解決策を練り上げていると答えます。ジェイミーは、タイレル家に忠誠を誓っているランディル・ターリー公に対して南部総督の座をちらつかせることでラニスターと同盟を組むよう説得します。

サーセイとクァイバーンはドラゴンの骨が置かれている地下の間に来て、かつてエイゴンを乗せて海を渡ったドラゴン”恐怖のバレリオン”の頭骨を前にしています。クァイバーンは、デナーリスのドラゴンの1頭がミーリーンの闘技場で槍によって傷を負ったことを指摘し、ドラゴンとて無敵ではないと語ります。彼は砲台職人と鍛冶屋を昼夜働かせ、巨大な槍の発射装置(バリスタ)を作らせていたのです。

八方ふさがりのサーセイとジェイミーですが、形勢挽回するために動き出しています。まずは、ターリー公との同盟。このターリー公はサムの父親なわけですが、ジェイミーによるとなんと実は戦でロバート・バラシオンを破った唯一の男らしいです。それほどの男ですが、ジェイミーから南部総督の地位を提示されるとあっさり心が揺らいじゃってます。そして、シーズン6では大聖堂を鬼火(ワイルドファイア)で吹っ飛ばしたサーセイ&クァイバーンのコンビが、今度はドラゴン対策で巨大な槍の地対空砲をつくっていました。この装置がものすごい数で配置されて一斉に槍を発射されたら、さすがのドラゴンもやばそうです。ひょっとしたらクァイバーンは、織田信長軍が武田勝頼軍を破った長篠の戦いのことを知っていて三段撃ちを仕掛けてくるかも知れない…なんて思ってしまいました。

デナーリス軍の戦略、そしてグレイワームとミッサンディが…!

ドラゴンストーン城でデナーリス達が軍議を開いています。軍隊・船団・ドラゴンで王都を一気に叩くことを主張するヤーラ・グレイジョイやエラリア・サンド、オレナ・タイレルに対し、デナーリスとティリオンは民衆に大きな犠牲が出ることを理由に王都攻めは実施せず王都を包囲すると宣言します。ティリオンは、よそ者が包囲すれば諸侯の愛国心が煽られてサーセイの思うつぼになると説き、ドーン軍とタイレル軍で王都を包囲するように指示します。そして、その間にグレイワーム率いるデナーリスの軍”穢れなき軍団”によってラニスター家の本拠地キャスタリーロック城を奪取するというのが彼の戦略でした。ヤーラ、エラリア、オレナはこの戦略に納得します。

キャスタリーロックへ向けた出発前夜のグレイワームをミッサンディが訪れます。グレイワームはミッサンディに、別れがつらいこと、恐れのなかった自分にとって彼女が初めて弱みとなり今は恐れていることを告白します。ミッサンディは自分も同じだと応じます。そして二人は愛し合うのでした…

デナーリス&ティリオンの戦略が明らかになりました。キングス・ランディングは同胞のタイレル家&ドーンに包囲させることでなるべく反発されないようにして、デナーリスの軍はラニスター家の本拠地キャッスルロック城攻略に使うというもの。なるほどという感じで、最初は反論していたヤーラ達も「その手がありましたかぁ~。私ら浅はかでしたわぁ~」みたいな表情で一気に納得。さすが戦略家のティリオンです。

そして、好感度上位キャラ(?)のグレイワームとミッサンディがついに結ばれました!グレイワームは大事なモノを切り取られているはずなのでどうしたんでしょうかね。隠そうとするグレイワームにミッサンディは「見たいの」なんて大胆なことを言っていましたが。。。個人的に二人とも好きなキャラクターなので、この場面はどちらか(特にグレイワーム)にフラグが立っちゃったみたいでちょっと心配です。キャッスルロックでの戦いでグレイワームには無事生き延びて欲しいところです。

サムによるジョラーの治療

シタデルでは大学匠(アーチメイスター)とサムが、身体中に灰鱗病の症状が広がったジョラー・モーモントを前にしています。大学匠はすでに病が進行して手に負えないと言いますが、サムは重度の灰鱗病の治療例と方法が記されている古い書物を見つけます。その治療法は非常に危険なものでしたが、かつて”冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”として総帥ジオー・モーモントに仕えていたサムは、ジョラー・モーモントが彼の一人息子であることを知り、何とか助けようとしていました。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

真夜中、デナーリスへの手紙を記しているジョラー・モーモントのもとへサムがこっそり訪れます。感染した組織を切除して軟膏を塗る治療を始めるサム。ジョラーはあまりの痛みに叫び出しそうなるところを必死に堪えます。

前回、鱗に覆われた腕が見えていたジョラー。身体中に症状が広がっていました。ま、作品上の都合もあり(?)顔はまだ大丈夫でしたね。そして持ち前のリサーチ能力で治療法を見つけたサム。ミイラ取りがミイラになるような危険な治療法ですが。。。仮にジョラーが完治するとして、彼が今後のストーリーで果たす役割はどんなものでしょうか。デナーリスと感動の再会を果たして再び仕えるのだとしたらありきたりですよね。いずれは父のようにナイツ・ウォッチの総帥になって、ホワイトウォーカーと闘うという展開を期待したいです。

アリアの向かう先は?そして2つの再会!

キングス・ランディングに向かっているアリアは宿屋に立ち寄っていました。そこでアリアは旧友のホット・パイと再会し、彼がつくった美味しいパイを堪能します。行き先はキングス・ランディングで目的は女王サーセイだと話すアリアに、ホット・パイは「故郷に行かないのか?」と尋ねます。北部はボルトン家が支配しているから行かないとアリアは言いますが、ホット・パイは、ジョン・スノウが野人と共にボルトン家を打ち破ったこと、そしてジョン・スノウが今や”北の王”になっているという事実を告げます。アリアは慌ただしく宿屋を出て、キングス・ランディングとは逆の方向に向かいました。
雪の降る地まで来て、たき火で暖を取るアリア。木に繋がれている彼女の馬が突然おびえだします。十頭ほどの狼がやってきたのです。狼たちはアリアを取り囲んで吠えだします。そして、アリアの背後からひと際大きな一頭が現れます。それはずっと前に離ればなれになった大狼のナイメリアでした。アリアは一緒に故郷へ帰ろうとナイメリアに話しかけます。しかし、ナイメリアはそっぽを向いて去っていきました。アリアは「あなたらしくない」とつぶやきます。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

ジョン・スノウによりウィンターフェルがボルトン家から奪還されたことを知った時のアリアの表情~!!今回個人的に最も印象的だったのがこの場面です(何度も繰り返し再生しました笑)。驚きと嬉しさが入り混じった何とも言えない表情ですよね。しかもそれをアリアに伝えたのは旧友のホット・パイだったというのも感激でした。
そして、行き先をキングス・ランディングからウィンターフェルに変更したアリアが、ついにナイメリアと再会しましたね(予告編でアリアがかがんで何かを覗き込む場面があったためそれがナイメリアとの再会場面と予測していましたが、ハズレでした…)。ナイメリアはアリアに顔をすりすりして甘えるかと思いきや、ぷいっと去ってしまいちょっと残念。もしかしてこれでシーズン7のナイメリア登場は終了!?
ベタな予想ですが、今後アリアが危機一髪の場面でナイメリアが飛び出てきて助けるような感動の場面を期待したいです。

ジョンの決意

ジョン・スノウは諸侯達の前で、使い鴉により届けられたサムからの手紙を示します。手紙には、ドラゴンストーン城の下にドラゴングラスの山があるらしいと書かれていました。そしてジョンは、数日前にドラゴンストーン城から届いたティリオンからの手紙の内容を説明し、「ドラゴンストーン城でデナーリスに会え」というティリオンに呼び掛けに対して応じるつもりだと言います。彼はホワイトウォーカーを倒すための武器としてドラゴングラスが必要であること、そしてホワイトウォーカーの軍に対抗するためには同盟が必要であることを説きます。サンサや諸侯は、これが罠であり”北の王”は北にいるべきだと主張します。しかしジョンは、王の立場は自ら望んだものではないがどんなに立場は悪くても北部のために戦うと誓い、実際にホワイトウォーカーを見た経験から絶対に同盟が必要であり王でなければ女王は説得できないと主張します。そして、自分が不在の間はサンサに北部を任せると言いました。
ウィンターフェル城の地下でエダードの像の前に立つジョン・スノウ。そこにベイリッシュが現れます。

(出典元:HBO | Game of Thrones)

ベイリッシュはジョンに対して挑発的なセリフを吐き、「サンサを愛している」と言います。激高したジョン・スノウはベイリッシュの首を掴みながらサンサに手を出すなと警告します。
そして翌日、ジョン・スノウはダヴォスとともにドラゴンストーンに向けて旅立ちます。ジョンを見送る寂しげな表情のサンサを、遠くからベイリッシュが見つめていました。
いよいよジョンの決意表明です。ここでもサンサと諸侯からの反発はあったものの、もはや誰も止められない感じですね。この場面ではジョンがサムのことを「俺が誰よりも信頼している男だ」と表現していました。離れていても”壁”での修業時代から続く二人の友情が強く感じられますね。そういえば、せっかくアリアは北に向かい出したのに、ジョンが逆に南へ向かうことになったので、アリアとジョンの再会はまだしばらく先になっちゃいそうで残念です。
ジョンから不在の間を任されたサンサ。今まではリーダーではない地位で好き勝手言ってましたが、いざ自分がトップにたった時にどのような行動をとるか楽しみです。
さて、リトルフィンガー(ベイリッシュ)は相変わらず不敵な笑みを浮かべながらこそこそ行動しています。ジョンが南に向かい、サンサとの間を邪魔する者がいなくなり、したり顔です。サンサをひたすら口説きに出るのか、それとも別の裏切り行為に走るのか・・・

真夜中の急襲

真夜中、ドーンに向かう船の中でエラリア・サンドの娘たちが談笑しています。別の船室ではヤーラ・グレイジョイとエラリア・サンドがシオン・グレイジョイに給仕させながらくつろいでいました。ヤーラとエラリアが抱き合い始めたところで、突然船が大きく揺れます。
それは、ユーロン・グレイジョイの海軍による急襲でした。船に火を放ち、次々とユーロン軍の兵士が乗り込んできて船上での闘いが始まります。
 エラリアの娘と闘い、傷つきながらも彼女たちを倒していくユーロン。次第に大勢が決していきます。エラリアのいる船室にも兵士たちが突入してきました。ヤーラは叔父であるユーロンに一騎打ちを挑みますが、かないません。ユーロンはヤーラを捕らえ、シオンに対して姉を助けに来いと挑発します。しかしシオンはユーロンに立ち向かっていかずに、船から逃げ出し海に飛び込みました。戦闘はユーロン軍の圧勝に終わり、船首で無残な姿となったエラリアの娘の亡骸を、シオンは海に浮かびながら見つめるのでした・・・
今回の最終場面は、海上での激しい戦いでした。そして、エラリアの娘三姉妹のうち二人が(初めは無残な姿となっていたのはヤーラとエラリアかと思いましたが違うようです)・・・久しぶりに無残な姿が晒された感じで衝撃的でした。やはりこの作品は容赦無いですね。もちろん、そこが魅力でもあるわけですが。まぁ残念ながらここではストーリーの展開上、ユーロン側に勝たせないとまずい感じでしたかねぇー。ヤーラ・グレイジョイとエラリア・サンドは、ユーロンからサーセイへの手土産になりそうですね。
それにしてもヘタレながら生き延びているシオン・グレイジョイ。このままいくと最後にはシオンが漁夫の利で玉座についてしまう展開もゼロではないかも知れません(笑)。せめてドーンには辿り着き、タイレル家とドーンの同盟を仲介して逆襲に転じて欲しいところです。
各陣営が戦略を明確にして本格的に動き出した第2話。プレビューによると第3話では一層動きが進展して、ユーロンのキングス・ランディングへの凱旋、キャスタリーロックでの戦闘開始、そしてデナーリスとジョン・スノウの御対面が見られそうです。本当に楽しみで待ちきれないですね!!

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。