海外ドラマ『DARK ダーク』感想 ドイツ製作、難解だけど凄い作品!

2018年初投稿です。一発目として、年末年始中に一気見すると決めて実際に一気見した海外ドラマ作品『DARK/ダーク』の感想を書きます。この作品は難解でちゃんと理解するには少しも気が抜けないですが、もの凄くクオリティの高い作品でした。二度見必至です!

年末年始に一気見する海外ドラマ作品選び

2017.12.28

作品概要

基本情報

Netflixオリジナルとしては初のドイツ製作の作品で、オリジナル言語も全編ドイツ語の作品です。2017年12月に配信開始し、全編が英語以外のドラマとしてはNetflixで最も多く視聴された作品の一つのようです。全10話でいったん終了ですが、すでにシーズン2の製作が決定しています。現在はNetflixでのみ、このシーズン1が視聴可能です。

 

あらすじ

舞台は2019年、ドイツの小さな町ヴィンデン。原子力発電所が稼働しているこの町では、33年前の1986年にマッツという少年が突然失踪するという事件が発生し、未解決のままでした。

この町に住む高校生のヨナスは、2か月ぶりに登校します。彼の父親ミカエルが自ら命を絶ち、そのショックでPTSDになって入院していたのです。

(出典元:DARK – IMDb)

その頃、ヴィンデンの町では新たな失踪事件が発生していました。エリックという高校生がある日現金も携帯電話も持たないまま失踪し、すでに2週間が経過しようとしていたのです。町の至る所にエリック捜索のためのチラシが貼られています。ヴィンデン警察では、主任のシャルロッテと刑事のウルリッヒが捜査を進めています。ウルリッヒは33年前に失踪した少年マッツの兄でした。

(出典元:Netflix)

(出典元:DARK – IMDb)

放課後、ヨナスは親友バルトシュと一緒に洞窟に行くことになります。バルトシュによると、エリックが捌いていた麻薬が洞窟に残されているというのです。夜になってウルリッヒの子供たちである長男のマグヌス、妹のマルタ、弟のミッケルも加わって、ヨナスとバルトシュ一行は洞窟に向かいます。

(出典元:DARK – IMDb)

洞窟に着くと、シャルロッテの娘で同級生のフランツィスカが先回りしていました。バルトシュとフランツィスカが口論を始めた時、洞窟の中から異常な音が聞こえてきました。その異常な音と呼応するように懐中電灯が点滅を始めます。怖くなった一行はその場を逃げ出しますが、気が付くとミッケルの姿が見当たりません。エリックに続き、ミッケルも失踪してしまったのです!

やがて、33年の歳月にわたる各家族の秘められた過去が明らかになっていきます。エリックやミッケルはどこに消えたのか?33年前のマッツ失踪の真相は?そして過去、現在、未来の繋がりとは・・・?


感想

序盤は登場人物と関係が把握できず苦戦・・・我慢!

上に書いたあらすじだと全く概要を表現しきれていません(すいません)。主要登場人物も全然紹介しきれていないです。とにかく序盤は登場人物の顔と名前を一致させることと、誰と誰が同じ家族で誰と誰が関係あるのかということを把握しないといけませんが、困難を極めます(笑)。ドイツ語で覚えにくい名前だし、分かりやすく説明してくれたりはしないので、相当集中するなり相関図片手に持つなりして見ないとすぐに「これ誰だっけ?」状態になります。かなりネタバレにはなるものの公式インスタグラムに相関図っぽいものがあるので参考にするのも一つの手です。

第1話、第2話では登場人物が覚えられず話も難解のため挫折しそうになる瞬間があるかも知れません。しかし第3話あたりから話の筋が見えだして俄然のめり込んでいけるので序盤は何とか我慢して下さい!

ドイツ版ストレンジャー・シングス?全然違う!!

少年が失踪してしまうことや、第一話のヨナスたち若者が洞窟に皆で向かう時のカットから、ドイツ版『ストレンジャー・シングス』のような印象を受けるかも知れません。私も見る前はそうでした。しかし、実際見てみると全く異なる作品です。『ストレンジャー・シングス』は比較的ストーリーがシンプルでハートフルな場面も多く家族揃って見ることも十分可能な作品ですが、この『ダーク』はまずタイトル通り雰囲気がとにかく暗い、激しめの描写がある、時間系も絡んでストーリーが難解、人間関係も複雑、などなど・・・子供にはおすすめできない作品ですね。

ヨーロッパ作品独特の(?)ビジュアル良し。

本作品はアートのようなビジュアルが非常に良いのも特徴です。全編にわたって暗い雰囲気ではありますが、ヴィンデンの町、建物、内装はヨーロッパ特有の(?)非常に鮮やかな色彩です。これはイギリス作品の『UTOPIA/ユートピア』に通ずるところがあると感じました。

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2017.06.09

そして町の鮮やかな色彩とは対照的な森や洞窟の陰鬱さ、そして簡単には近寄らせない圧倒的な存在感を持つ原子力発電所。原子力発電所はストーリーにどう絡んでくるかというところも見所です。

(出典元:DARK – IMDb)

終盤は怒涛の展開、そして謎を残したままシーズン2へ

この作品はネタバレしない方がよいと思われるので詳細書きませんが、中盤以降はタイムスリップSFの要素が強くなってきます。33年という周期と、それに運命を大きく揺さぶられる家族、秘められた過去と人間関係など、濃厚かつ複雑かつ難解ながらも終盤にかけては多くの謎が次々と明らかになります。「そうだったのか!」と唸る瞬間が数多くあり、終盤は完全にハマってあっという間の一気見でした。

実は最後はクリフハンガーです。思わず「え?」という感じ。うまくシーズン2につながっています。そしてまだまだ明らかにされていない謎もあります。例えば以下。

  • ヨナスの父が自ら命を絶った理由
  • 2つの勢力が対立している理由

これらもシーズン2以降で詳しく描写して明らかにして欲しいものです。それまでにこのシーズン1を二度見してストーリーを正しく把握しておかなければ・・・

こんな人にはおススメです

  • SFミステリーの要素を持ち、練りに練られた複雑なストーリーの作品を見たい
  • 世界観や人物相関が非常に難解な作品でも苦にしない
  • 『ストレンジャー・シングス』は面白かったが、実は少し幼稚さを感じて物足りなかった
  • タイムスリップものが好き
  • ヨーロッパ製作ならではの独特の雰囲気が好き

以上に当てはまるような人ならこの作品は本当におススメです。エピソードが進めば進むほど本作品の凄さが分かり、あっという間に見終わってシーズン2が待ちきれなくなってしまうでしょう!

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