海外ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』感想 豪華キャストで一気見必至!!

こんにちは。前回の『DARK ダーク』に続き、年末年始に見た海外ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』の感想を投稿します。豪華キャストが話題になっていますが、ベストセラー小説が原作だけあってストーリーも秀逸で見終わるまであっという間でした。本当に面白くて必見のドラマです!!

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作品概要

基本情報

あの『ゲーム・オブ・スローンズ』と同じHBO製作のドラマです。原作は世界中で刊行されベストセラーとなった『ささやかで大きな嘘』(リアーン・モリアーティ著)というミステリー小説。原題はまさに”Big Little Lies”ですね。ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンというハリウッドを代表する女優の競演が話題となり(しかも二人以外も豪華キャスト!)、エミー賞で計8部門を受賞しました。超最新の速報だとゴールデン・グローブ賞でも作品賞、主演女優賞などを受賞。この成功を受けてすでにシーズン2の製作も決定しています。ただ、エミー賞もゴールデン・グローブ賞もリミテッドシリーズ部門での受賞であり、「シーズン2があるなら、もはや”リミテッドシリーズ”と違うやん!?」というツッコミを受けて少し問題となっているようです。

現在は、Huluにてシーズン1の全7話を視聴することが出来ます。

(2018年8月追記)現在はHuluでの配信は停止されており、Amazonプライムビデオで視聴可能となっています。また、2018年9月に待望のDVDがリリースされます!

あらすじ

カリフォルニア州のモントレーという高級住宅街。セレブの子息達が通う小学校で、親子揃って参加する仮装パーティーが開催されています。パーティーの最中、事件が発生しました。参加者のうち一人が亡くなっているのが発見されたのです。警察がやってきて捜査を進めます。誰かに襲われたのか、単なる事故なのか、発端は半年前の入学オリエンテーションの日に遡ります・・・

マデリンは、別れた男性との間に生まれた長女、現在の夫との間に生まれた次女の母親です。

小学校の入学オリエンテーションの日、マデリンは入学する次女のクロエを連れて車で学校に向かっていました。ちょっとしたことで車を降りて戻る際、足をくじいてしまいます。

運転するのが難しそうでマデリンが困っていたところに、たまたま同じく入学オリエンテーションに車で向かう親子が通りかかります。それがシングルマザーのジェーンと息子のジギーで、二人で最近この町に引っ越してきたのです。マデリンとクロエはジェーンの運転する車に乗せてもらうことになりました。

(出典元:Big Little Lies | HBO)

 

車の中ですぐにマデリンはジェーンと仲良くなります。小学校に到着し、マデリンはママ友のセレステにジェーンを紹介します。元弁護士でセレブの彼女も、双子の息子が小学校に入学するのです。

(出典元:Big Little Lies | HBO)

 

入学オリエンテーションの際、トラブルが起こります。アマベラという女の子が、誰かに意地悪されて首を絞められたというのです。アマベラの母親はセレブ中のセレブであるレナータでした。

レナータは犯人捜しをするよう学校の教師に激しく詰め寄ります。困った教師がアマベラに犯人を指差すように促すと、アマベラが指差したのはジェーンの息子ジギーでした。ジギーは自分がやったのではないと主張し、母親のジェーンやマデリン、セレステも加勢してジギーを擁護します。

こうして、マデリンを中心とするママ友グループとレナータとの間に対立が生じます。そして、マデリン達もそれぞれ秘密と苦悩を抱えているようです。果たして、アマベラをいじめたのは本当にジギーなのか?そして、小学校の仮装パーティーでは誰がなぜ亡くなったのか・・・?

 


感想

ピリピリした緊張感と人間の闇の描写がすごい

いや~本当に楽しめました。「冒頭で事件が発生し、それを紐解くなかで華やかなママ友生活の裏の顔が明らかになっていく」というコンセプトは『デスパレートな妻たち』に近いですが、作品の雰囲気はかなり異なる印象です。『デスパ』はコメディタッチで何となく明るくほのぼのした雰囲気も感じさせますが、こちらの『ビッグ・リトル・ライズ』はとにかく全編にわたってピリピリした緊張感が漂っていて、それが魅力です。まずは主人公達とローラ・ダーン演じるレナータとの対立。双方が一歩も引かず、陰険なやり取りを経て一触即発状態に達します。そして、徐々に明らかになっていく主人公達の秘密。夫だったり元カレだったりとの間のドロドロとした人間関係があり、そこには不信感、嘘偽り、嫉妬など人間の闇の部分が渦巻き、何か大変なことが起きそうな緊迫した状態で物語が進んでいきます。

また、物語冒頭で発生した仮装パーティーの事件に関する事情聴取という形で、「色々な関係者が主要人物達について証言している」という場面がところどころに挿し込まれます。この証言の場面がまた何とも言えない気味悪さ。傍観者かつ匿名の立場にいると好き勝手に他人のことを表現してしまう人間の嫌な部分をこれでもかというぐらい見せつけてくれます。

ニコール・キッドマンも良いですが個人的にはリース・ウィザースプーンに軍配

(出典元:Big Little Lies | HBO)

豪華キャストの主演が話題となった本作品。リース・ウィザースプーン演じるマデリン、ニコール・キッドマン演じるセレステ、そしてシャイリーン・ウッドリー演じるジェーンの3人が主役といえますが、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を獲ったのはニコール・キッドマンです。もちろんこの受賞に異論は無いものの、作品を見てみると演じた役どころに恵まれたかなという印象です。

ニコール演じるセレステは、元弁護士ということでセレブママの服装だけではなく途中でビシッとスーツを着込む場面もありそのギャップが凄いです。そしてセレステは夫がヤバい。超イケメンのアレクサンダー・スカースガード演じる夫のペリーは、すぐキレる。セレステが子供をどこかに連れて行ったのを報告してなかっただけで激怒。学校に送って行った時に自分も子供たちと一緒に中に入ると言い張ってまた激怒。そしてDV。しかも、さんざんDVした直後、それで興奮してすぐおっぱじめてしまう・・・。この暴力夫に耐える妻という難しい役どころが主演女優賞に一役買っているはずです。

個人的には、リース・ウィザースプーンの方がハマり役で印象的でした。タイトル画像でも真ん中に位置してますし、物語でも最も中心的な位置づけです。「明るくて誰からも愛される人気者だけどたまにトラブルメーカー」という役どころで、まさに『キューティーブロンド』の頃を彷彿とさせる彼女にうってつけの役です。DV夫を持つセレステや息子が犯人扱いされるジェーンみたいにキャラクター自身にもう少しインパクトがあればリース・ウィザースプーンが主演女優賞だったかも知れないですね。

セレブな生活が羨ましい

秘められた裏の顔だけではなく、表の顔が見せるカリフォルニアでのセレブな生活を描いているのも本作品の魅力です。海が見える広々とした豪邸で愛する家族と贅沢に過ごす幸せな生活・・・ああ羨ましい。レナータやセレステに比べると少し劣ると思われるマデリンでも、東京だと軽く億超えしてしまうような豪華な家で生活しています。こんな生活してみたい!

(出典元:Big Little Lies | HBO)

謎の真相は・・・そしてシーズン2への伏線

さて本作品のストーリーの中核は、第1話から問題となる2つの謎です。

  1. 入学オリエンテーションでアマベラの首を絞めたのは誰なのか?本当にジギーがやったのか?
  2. 仮装パーティーで亡くなったのは誰で、犯人は誰なのか?

両者ともに真相が見えそうで見えないまま話が進み、いずれも最終話(第7話)で真相が明らかになります。ちょっとしたひずみが増幅されて大きな事件につながるという意味では事の発端となった1.のトラブル。こちらは途中から何となく予想ができて、ありがちといえばありがちです。しかし、2.の方は最後まで全く予想がつかず、真相が明らかになった時も「え、そうなんだ!?」と結構な驚きがありました。

さて、シーズン2に向けて。シーズン1で発生した事件については一件落着していますが、途中でシーズン2に向けた伏線といえるシーンが何度か現れます。それは、Zippoをいじっているようなカチャカチャした音を鳴らしながら、事の成り行きを遠くから見つめていると思われる謎の人物の存在。全く誰なのか想像つかないこの人物がシーズン2でどう絡んでくるのか、シーズン2でどんな事件が発生するのか楽しみですね!!

こんな人にはおすすめです。

  • セレブなママ友の暮らしを覗き見したい
  • 『デスパレートな妻たち』が好き
  • 人間の裏の顔、ドロドロした人間関係を描写する作品が好き
  • エピソード数が多すぎる作品は苦手。10話以内でさくっと終わる作品が見たい

上記に当てはまる人はこの『ビッグ・リトル・ライズ』は本当におススメです。そうでない人も、全7話で合計6.5時間程度なのでぜひとも見てもらいたいです。一気見必至です!

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