海外ドラマ 『ジ・アメリカンズ』シーズン2~シーズン5を見終わりました

色々と忙しくて久しぶりの投稿になってしまいました。といいつつ、その間も海外ドラマはしっかり見ていたんですが。昨年10月から見始めてあっという間にシーズン1を見終わった海外ドラマ『ジ・アメリカンズ』という作品。その後、シーズン2から最新のシーズン5までを見終わりましたので投稿します。淡々として地味な印象も多少ありますが、じっくり楽しめる秀作です!

今回なるべくネタバレしないようストーリーの重要な部分に関わる詳細は伏せていますが、一部本編の内容に触れている記載があります。一切本作品の内容を前もって知りたくないという方は、シーズン5まで視聴した後に再訪下さい。

作品概要

基本情報

『ジ・アメリカンズ』は冷戦時代・レーガン政権下のワシントンDCを舞台に、平凡なアメリカ人夫妻を装いながら活動するKGBのスパイを主人公としたドラマです。アメリカFXチャンネルでシーズン5までが放送済で、2018年3月に放送予定のシーズン6が最終シーズンになる予定です。日本では現在Netflixでシーズン1~5が視聴可能です。

(2018/8/21追記)Netflixで最終のシーズン6も配信開始されました。また、2018年9月から順次シーズン1~6のDVDもリリースになります!

主な登場人物やシーズン1のあらすじは過去の投稿で紹介していますのでそちらを参照下さい。

海外ドラマ 冷戦時代のスパイを描く『ジ・アメリカンズ シーズン1』感想

2017.11.07

シーズン2~5のあらすじ(超ざっくり)

さて本作品は、主人公であるフィリップとエリザベスのKGBスパイ夫婦が、隣人のFBI捜査官スタンと表面的には友人関係を築きながら、スパイであることがバレてしまう危険と常に隣り合わせで活動するという基本設定は一貫しています。シーズン2からシーズン5までのざっくりとしたあらすじは以下の通りです。

シーズン2では、ステルス型飛行機の情報を盗み出すミッションが中心になり、その一方で同じくKGBのスパイ夫婦で仲間だったエメットとリアンを殺害した犯人と目される海軍将校ラリックとの暗闘が描かれます。

シーズン3では、長女ペイジが教会での活動に積極的に関わりキリスト教に傾倒するようになり、フィリップ&エリザベス夫婦が苦悩して娘との関係にも転機が訪れます。

また、KGBに所属しながらFBIへの情報提供者となった女性ニーナをめぐるFBIスタンとKGBオレグという二人の男性の関係が描かれます。

シーズン4では、ペイジが通う教会のティム牧師夫妻との関係を中心としてストーリーが展開します。

また、スパイ活動では工作員ウィリアムと協力しながら細菌兵器用のウイルスを入手してロシアに届けるための作戦が繰り広げられます。一方、FBI内部ではスタンの上司ギャドや秘書のマーサの身に異変が起こります。

シーズン5では、ベトナム難民の青年トゥアンを協力者として、農作物に関わるフィリップとエリザベスの工作活動が行われます。一方、オレグがモスクワで活動する様子も描かれます。

そして、遠方の大学入学を希望する長男ヘンリー(シーズン1の頃は子供だったのにすっかり成長してます)に対し、家族揃ってロシアに帰国することも考え始めたフィリップとエリザベスは苦悩します。


感想

果てしなく続くスパイ活動

フィリップとエリザベス、めちゃくちゃ働き者なんですよね。昼間は偽装アメリカ人として普通に旅行会社を経営しながら、スパイとして深夜休日問わず数々の工作活動をこなします。そしてそのスパイ活動はといえば、盗聴など長時間の地道な情報収集あり、格闘あり、色仕掛けありとブラックこの上ないもの。しかも正体がばれないよう毎日のように変装と身分の偽装も行います。シーズン5では協力者のベトナム人トゥアンとともにパイロット夫とCA妻の家族を偽装していました。

国家のために身を粉にして活動するフィリップとエリザベス。スパイ活動を終えて疲れ切った様子で深夜に帰宅した二人を見ると思わず心の中で「今日もお疲れさまでした」と言ってしまいます。それぐらい二人の献身的な働きぶりには感心していました。

運命を翻弄される二人の女性

本作品では、アメリカとソビエト連邦(現在のロシア)という冷戦下で超大国同士が暗闘する中、KGBとFBIの争いに巻き込まれて運命を翻弄される二人の女性が登場します。

一人目はニーナ。KGBワシントン支局の職員です。FBIのスタンに弱みを握られて情報提供者として活動するようになりながら、その美貌さゆえにKGBのオレグにも接近され、二人の男の間で揺れ動きます。とにかく美人さんなので、本人は二人の男を天秤にかけつつ有利に立ち回ろうと思っていたようにも見えますが、結局は自分の運命を他人の手に握られていたところが何とも言えないはかなさを感じました。

そして二人目がマーサ。FBIで真面目な秘書を務めている女性です。情報収集のためフィリップがクラークという名の男として変装して近づき、入籍までしてしまいます。モテない女性だからか、クラーク(フィリップ)に心底惚れて、彼のためなら何でもやるようになってしまいます。その様子は、初めは健気ですが次第にストーカー的な恐怖を感じさせます。

二人の女性がどうなっていくのか詳細は記載しませんが、「冷戦時代はこうやって運命を翻弄された女性達が本当にいたのかなぁ」なんていう風に想いを馳せながら、なんとも言えない気持ちで人生について考えさせられました。

シーズン2の最終話からシーズン4前半が面白さのピーク

さて、この『ジ・アメリカンズ』はシーズン1からシーズン5まで全編通じて楽しめる作品ではありますが、シリーズとして見た場合、最も面白かったのはシーズン2の最終話からシーズン4前半辺りまでです。そこには、KGBスパイ夫婦の娘として生まれながらその事実を知らないでキリスト教の活動にのめり込んでいく長女ペイジが大きく絡んでいるわけですが・・・フィリップとエリザベスの、正体が絶対にバレてはいけない緊張感、我が子にまで秘密を隠しているという葛藤、そして母国と敵対する国の文化に我が子がハマっていくという苦悩。そういった複雑かつ深刻な場面が連続して面白さのピークを迎えました。

シーズン5は正直なところあまりに淡々とし過ぎたというか、イマイチ盛り上がりに欠けた印象があります。アメリカでの視聴率的にもシーズン5は苦戦していたようですね。

完結予定のシーズン6でフィリップとエリザベスの運命は!?

基本情報のところに上述した通り、まもなくアメリカで放送されるシーズン6(全10話)でこの『ジ・アメリカンズ』は完結する予定です。やはり最も気になるのは最終的にフィリップとエリザベスがどうなるのか。史実としてはソビエト連邦崩壊により冷戦終結したわけですよね。

考えられる結末としては、

  1. 長女ペイジと長男ヘンリーも連れて家族全員で母国に戻りロシアで生きる
  2. ペイジとヘンリーをアメリカに残し、二人は母国に戻ってロシアで生きる
  3. 父フィリップと長男ヘンリーの男性陣はアメリカに残り、母エリザベスと長女ペイジの女性陣は母国に戻ってロシアで生きる
  4. 亡命もしくは身分を隠したまま、家族全員でアメリカ人として生きていく
  5. スタン(もしくはFBIの誰か)に正体がばれ、片方もしくは二人とも殉職する

あたりでしょうか。親がロシア出身でKGBのスパイ、しかしその子供はアメリカで生まれ育った、という設定の時点で家族全員が100%ハッピーになる結末はあり得ないのが悲しいところ。個人的には4が希望です。子供達のため&家族一緒に暮らすため、フィリップとエリザベスが母国に戻るのを諦めるパターンです。最後にフィリップが「今日から僕らは”The Americans”として生きていく」という決めゼリフで締める的な!?

いずれにせよ、とにかく良い結末になって欲しいです。「家族全員でロシアに戻る途中で飛行機が墜落する」みたいな予想外なのとか「そして二人のスパイ活動は今日も続いていく…」みたいなパターンは避けて頂きたいですね。

日本でのシーズン6配信はいつのことやら。シーズン6で結末を見るのが本当に楽しみです!

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3 件のコメント

  • 自分の身内の死は苦しむくせに無関係な人を殺すのは平気。間違えて殺した時でも仕方なかったで終わらせる。見ているとヘドかでる主人公の二人。

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