海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章(シーズン8) 第3話』感想(ネタバレあり)

 

面白かった・・・

もう一回言わせて下さい。本当に面白かった!!

『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章の第3話が、とんでもなく良かったんです。個人的には今までのエピソードの中でもトップ5、いやトップ3に入るかも知れません。

ま、今回は放送時間も80分を超える長さではあったんですが、1話で3~4話分見たような、それぐらいの印象を持つほど濃厚で充実したエピソードでした。

惜しむらくは・・・前回もそうだったんですがとにかく画面が暗くて見づらい!!部屋の照明を暗めにして見ないとキツかったです。

※前エピソードとなるシーズン8の第2話は以下を参照下さい。

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章(シーズン8) 第2話』感想(ネタバレあり)

2019.04.26
以下、シーズン1~7およびシーズン8 第3話までのネタバレを含みます(というか完全ネタバレです)のでご注意下さい。内容をまだ知りたくない人は、見終わってから再び訪れて頂けますようお願いします!

 


あらすじ&感想(ネタバレ)

開戦

ウィンターフェルでは慌ただしく戦いの準備が進められています。

そして、ついに死の軍団がやってきました。

メリサンドルが、ドスラク軍の兵士達に剣を持ち上げるよう指示すると、呪文を唱え始めました。すると剣は一斉に炎に包まれます。

炎の剣を持ったドスラク兵が死の軍団に襲い掛かりますが・・・瞬く間に炎は消え、ドスラク兵は全滅してしまいました。それを見て、デナーリスはドラゴンの方に向かいます。

進軍してくる亡者の大群と、兵士達の戦闘が始まります。デナーリス、そしてジョンの乗ったドラゴンが現れ上空から亡者達を焼き尽くします。しかし、亡者の群れは数限りなく押し寄せてきます。そして、夜の王のまわりは猛吹雪となっています。

ブランとシオン・グレイジョイが待機している神々の森でも吹雪になってきました。

激しい戦いは続き、ジョラー、ブライエニー、ジェイミー達は必死に亡者達と戦います。

倒れて亡者に襲われそうになったサムをエッドが救います。しかし、その直後エッドは背後から亡者に刺されて絶命してしまいます。

ついに始まった決戦。

最初にメリサンドルがドスラク兵の剣に火をつける場面、めちゃくちゃカッコ良かったです。でもドスラク兵は噛ませ犬的にあっという間に全滅・・・その落差があまりにも可哀そうでしたね。とはいえ、死の軍団の圧倒的な軍勢を印象付けるには非常に効果的でした。

そして、ナイツ・ウォッチ修業時代からのジョンとサムの親友エッドが。。。GOTの中では数少ない「いい奴」キャラだっただけに悲しいですね。いつか闘い終えてジョン、サム、エッドで酒を飲みながら笑い合うような場面が来ることを期待していたんですが、もはやそんな場面は実現不可になってしまいました。

あ、そういえば大狼のゴーストも戦列に加わってましたが、どうなっちゃったんだろう。生き延びてるかな・・・

 

秘策と攻防

劣勢になり、ウィンターフェルの兵士は退却を始めます。死の軍団は一歩ずつ、城に近づいてきます。

”穢れなき軍団”(アンサリード)の兵達が必死に陣形を整えます。城を囲むように掘られた溝には木製のバリケードが築かれていました。そして、「溝に火を!」と号令が掛かります。しかし、暗闇と轟音の中、号令が上手く伝わりません。

亡者達は溝を越えて来ようとする勢いです。メリサンドルが進み出て呪文を唱え始めますが、なかなか火はつきません。亡者達が襲い掛かってくる寸前でメリサンドルが炎を発して、溝に炎が燃え広がります。

あたかも防御線のような溝の炎で、次々と亡者達は焼け落ちていきます。

ティリオン、サンサ、ヴァリス、ミッサンディ、ギリ達は地下に避難しています。自分が戦場に出れば何か役に立つと話すティリオンでしたが、サンサはできることは無いといって引き止めます。

神々の森で、シオンは自分が過去にしたことを謝罪しようとしますが、ブランは「それがあったから今あなたは自分がいるべき場所にいるのだ」とシオンに言いました。そしてブランは鴉の目で夜の王の姿をとらえます。

燃え盛る溝の前でいったん歩みをとめた死の軍団でしたが、やがて焼け落ちるのを厭わずに次々と溝に向かっていきます。そして大量の焼け落ちた亡者達の残骸によって溝に通路が出来上がり、死の軍団は徐々に溝を通過して城に向かってきました。

ウィンターフェルの兵たちは城内で決戦に備えます。

圧倒的な物量で攻めてくる死の軍団に対しての秘策(ティリオンが立案??)がありました。城を取り囲むような溝に木で出来たバリケードを築き、そこに火をつける作戦でした。

これで一気に形勢逆転!と思ったら、亡者が次々に炎に飛び込んで後続が通れる道を作ってあっさり突破されました。。。さっきのドスラク兵みたいに、また期待させて落とすパターンです。

そして、みんな城の中に退却して籠城作戦。いや~これだと守り一辺倒になって勝利のイメージが思い浮かばないですよね。ティリオンの戦略ってこんな程度のもの?

ここら辺からジワジワ「本当にやばい、全滅しちゃうんじゃないの?」という嫌な予感が増してきます。

 

劣勢

城壁を次々と登ってくる亡者達、ジェイミー、ブライエニー、ジェンドリー達は城内へ侵入されないように必死に闘います。

しかし、とめどなく押し寄せてくる亡者達によって次第に形勢は不利になっていき、亡者が城内にもなだれ込んできました。

城内でベリックやアリア達が闘い始めます。しかし、ハウンドは城内で燃えさかる炎を恐れて身動きがとれません。そして鼓舞するベリックに対して諦めたように「”死”には勝てない」と言いました。

巨人の亡者が城内に入ってきました。リアナ・モーモントは一人で立ち向かいますが、全身を巨人の右手でつかまれてしまいます。リアナは最後の力でドラゴングラスを目に突き刺して巨人の亡者を倒しますが、彼女も息絶えました。

城の建物内に逃げ込んだアリア。建物内にも徐々に亡者が入り込んできていました。忍び足で逃げようとするアリアでしたが、続々とやってきた亡者はアリアの姿を見つけて追い詰めます。亡者に襲われていたアリアの前にベリックとハウンドが通り掛かり、アリアを救出します。次々と押し寄せる亡者の群れに対し、ベリックは身を挺してハウンドとアリアを逃がします。何とか部屋に逃げ込んだ3人でしたが、ベリックは身体中を刺されていました。

そこにメリサンドルが現れ、ベリックがある目的のために光の王に蘇らされ、その目的は果たされたと言いました。かつて出会った時のことを話すメリサンドルとアリア。メリサンドルが「死神に言う言葉は何?」というと、アリアは悟ったような表情で「まだ死なぬ」と言ってその場を去っていきました。

神々の森にも亡者の群れがやってきました。シオンと鉄の民が迎えうちます。

どんどん戦況は悪くなっていき、次々と犠牲者が増えていくのが悲しい。。。

巨人ゾンビに立ち向かったリアナ・モーモントは明らかに無謀過ぎですよね・・・相打ちに持ち込んだのは偉かったですけど。体格差何倍やねん。一応当主的?立場なのに、リアナちゃんのまわり誰も守っていないし。

そしてベリック。ミアのソロス亡きいま、もう復活できないのは分かってるのにハウンドとアリアを先に行かせたあたり、かっこ良かったです。

アリアは、どの時点からか急に臆病になって亡者から必死に逃げてますが、これは何なんでしょうか。暗殺者としての訓練してきたはずなのにひたすら逃げてます。

え、なんで?って感じですが、その後メリサンドルと話すことでまた急に怯えが無くなった表情になりました。某ライ〇ップのBefore/Afterじゃないですけど、ギャップを強調するためにわざと過剰に臆病な感じにしていたんですかねー。

 

ドラゴン対決

デナーリスとジョン・スノウはそれぞれドラゴンに乗って吹雪の中を進みます。

そこに夜の王によって亡者にされたドラゴンが現れ、青い炎を吐いて襲い掛かってきました。

デナーリスの乗ったドラゴンは、亡者ドラゴンを何とか振り切ります。そして雲の中に消えた亡者ドラゴンを、デナーリスとジョンのドラゴンが追いかけます。

夜の王を乗せてウィンターフェル城に迫る亡者ドラゴンは、青い炎を吐いて城壁を破壊していきます。ジョンが乗ったドラゴンと夜の王が乗ったドラゴンは空中で激しくぶつかり合います。

そこへデナーリスの乗ったドラゴンが襲い掛かり、夜の王はドラゴンから振り落とされ、地上に落ちていきました。ジョンの乗ったドラゴンも格闘の末に落ちるようにして地上へ舞い降り、ジョンは地面に叩きつけられます。

上空から夜の王を見つけたデナーリスは「ドラカリス」と唱え、ドラゴンが夜の王に炎を浴びせます。しかし、炎の中で夜の王は無傷で立っていました。

夜の王は槍を投げつけ、デナーリスが乗ったドラゴンは負傷します。

城に向かう夜の王にジョンが向かっていこうとしますが、夜の王の合図で次々と地面から亡者が立ち上がってジョンの行く手を阻みます。

城内でも、倒れていた亡者が次々と立ち上がり、リアナ・モーモントやエッドも亡者として立ち上がりました。

そしてついに、夜の王とホワイトウォーカー達がウィンターフェル城内に入ってきました。

その青い炎で”壁”を破壊した亡者ドラゴン。名前はヴィセーリオンだったかな。やはり強力ですが、ドラゴン戦では2対1とデナーリス&ジョンに分があります。

ひとまず亡者ドラゴンはジョンの乗ってるドラゴンが相打ち覚悟でぶつかりあって、その隙にデナーリスの「ドラカリス」によって夜の王を黒焦げにしてやったでーーー!と思ったら。。。

夜の王、炎の攻撃が効かないというまさかの展開。しかも何か不敵な笑みを浮かべてるし。一応、夜の王も感情あるのかな。まぁ、確かに亡者が炎に弱いだけであって、夜の王が炎に弱いとはこれまで一度も証明されてはいなかったですけどね。

さらには倒れてた奴らを再び立ち上がらせるチート技。もうこの時点では人間側の勝利が絶望的になってきましたね。

それにしても、またジョンが無謀にも一人で向かっていこうとしていくのはデジャブを感じさせますよ。嫌な予感・・・

窮地

ティリオンやサンサのいる地下室にも、壁を突き破って亡者が侵入してきました。地下室内はパニックになります。

神々の森には亡者達が次々とやってきます。シオンと鉄の民は火をつけた弓矢で防戦しますが、一人また一人と倒されていきます。

夜の王を追いながら亡者の大群に行く手を阻まれているジョン・スノウ。デナーリスの乗ったドラゴンが助けに現れ、炎で亡者達を焼き尽くしてジョンの通り道を作ります。

しかし、地上に降りたデナーリスのドラゴンにも亡者達が群がってきます。必死に亡者を振り払おうとするドラゴンですが、きりがありません。苦しんだドラゴンは亡者を振り落とすため上空高く飛び上がります。その際にデナーリスは地上に落とされてしまいました。

亡者に囲まれるデナーリス。そこにジョラーが現れてデナーリスを救い出します。

ジョン・スノウが城内に入ると、亡者で溢れかえっています。ブライエニーやグレイワームが必死に闘っています。

神々の森では、シオンの弓矢が尽き、シオンは槍を持って亡者をなぎ倒していきます。

ジョラーとデナーリスも依然として亡者に囲まれていました。デナーリスも剣を拾って闘い始めますが、次々と亡者の大群が押し寄せてきます。

地下室では次々と亡者が人を襲っていきます。サンサとティリオンは何とか物陰に隠れていますが、サンサは自害も考えナイフを取り出しますが、ティリオンと見つめ合い、あきらめずに二人で走り出します。

夜の王の後を追うジョン・スノウでしたが、亡者ドラゴンが現れ青い炎を吐いて襲い掛かってきます。

ジェイミー、ブライエニー、サムも亡者の大群に襲われていました。

デナーリスを必死に守るジョラーは力尽きようとしていました。

槍で孤軍奮闘するシオンも力尽きようとしていました。

もうこの時点では「どうやって勝利するか」ではなく「どうやって生き延びるか」どころか「いつまで生き延びられるか」という状態ですね。

珍しくデナーリスも剣を手にして未知の実力を見せつけようとしてます。

極限状態の中、地下室で見つめ合うサンサとティリオン。なんかこのままキスしてしまうんじゃないかって思ってしまいました。結局しませんでしたけど。これ、今後もし二人とも(サーセイとの戦いも通じて)生き延びられたら再婚しちゃうフラグなんじゃないかなぁ。この二人が結婚するなら応援しますよ。エッドが亡くなってしまったので、サンサを任せられる男はティリオンぐらいしかいないですよ。

そして悲しげなピアノ音楽をバックに、亡者達との闘いに苦戦している人たちが映る場面。ひたすら負け戦と悲壮感を強調してて、これどうやって結末迎えるの?という感じで私の中では中島みゆきさんの「世情」が鳴り響いてました。

 

そして・・・

ついに神々の森に、ホワイトウォーカーを率いて夜の王がやってきました。ブランはシオンに「あなたはいい人だ 感謝します」と言いました。

シオンは、槍を持って夜の王に向かって突撃します。しかし、夜の王はシオンの身体に剣を突き刺し、シオンは息絶えます。ブランを守るものは誰もいなくなりました。

ジョンは、亡者ドラゴンの青い炎に行く手を阻まれ前に進めません。

身体を張ってデナーリスを守るジョラーは傷ついて倒れる寸前です。

夜の王は、ブランの目の前にやってきました。

ジョンは、決意したように叫びながら亡者ドラゴンの前に立ちました。亡者ドラゴンが青い炎を吐こうとして口を大きく開けました。

無言で夜の王を見つめるブラン。夜の王が、背負っている剣に手を伸ばしました。

その時、少し離れて光景を見守るホワイトウォーカーの髪を風が通り過ぎます。

今まさに剣に手を掛けた夜の王の背後から人影が・・・短剣を持ったアリアが飛び掛かってきました。

夜の王は素早く振り返り、両手でアリアの首と手を掴んで防ぎます。

しかしアリアは、掴まれた左手に持っている短剣を手放し、落下してくる短剣を右手で掴みとって夜の王の腹部に突き刺しました。

ヴァリリア鋼の短剣で刺された夜の王は、氷のようになって粉々に砕け散ります。

そして、ホワイトウォーカー達も次々と砕け散っていきました。

ジョン・スノウの目の前にいた亡者ドラゴンも苦しそうに吠えて倒れました。

城内の亡者達も次々に倒れていきます。

アリアはブランの方を向いて、わずかに微笑みました。

最後までデナーリスを守ったジョラーは、力尽きて息を引き取ります。

ダヴォスが見つめる中、メリサンドルは城の外に出て歩きながら、役目を果たしたかのように首飾りを外します。

するとほどなくしてメリサンドルは老衰した姿になり、倒れました。

アリアーーーーー!!!

起死回生、大逆転の一撃は、風のように現れたアリアの手によるものでした。メリサンドルと話すことで自分の役割を理解し、夜の王の暗殺に向かってたんですね。ま、冷静に考えればこの時点で夜の王を止められる可能性あるのはジョンかアリアぐらいなんですが、すっかりアリアの存在が頭から消えてました。

飛び掛かる直前、ホワイトウォーカーの髪が風で揺れる演出が最高ですね。しかも夜の王を粉々にしたのは、シーズン1でブランが襲撃された時の短剣!この場面は本当に何回も繰り返し再生ですよ。

さて、いったんこの感動は置いといて。

シオンは最後まで戦って、無残に散ってしまいました。ブランを抱えて走って逃げる選択肢は・・・流石に無いか。色々ありましたけど、シオンにはお疲れさまでしたと言ってあげたいですね。

そしてジョン・スノウ。この男に対しては本当に説教してやりたいです。ラムジーとの決戦や壁の北側での亡者との闘いでもそうでしたけど、力不足なのに「俺がやらなきゃ」で向かって行って苦戦するパターン。

今回も亡者ドラゴンの青い炎の前に手も足も出ず隠れっぱなし。そして意を決したのか、何ら策も無いのに亡者ドラゴンの前で仁王立ち(苦笑)。いや、この仁王立ちで「ジョンの何かが覚醒してすごいことが起こるんじゃないか」と一瞬は期待しましたよ。でも結局何も無し。これ、アリアの一撃が間に合ってなければ青い炎吐かれて確実にやられちゃってますよね。

さすがに今回のジョン・スノウを見て「ジョン最高にかっこいい!」とはならないでしょー?ジョン・スノウを「イケメンだけど、意気込みだけで実力が伴っていないカッコ悪い男」みたいに表現するのは何回も繰り返されてきたわけですが、製作陣がわざとやってるんじゃないかと疑いたくなってしまいます。

メリサンドルはきっちり役目を果たした印象です。どのシーズンだったかでも登場した老婆姿になって息絶えてしまいましたね。合掌。

今回の闘いでは、エッド、リアナ・モーモント、ベリック、シオン・グレイジョイ、ジョラー・モーモント、メリサンドルと、多くの重要人物が亡くなってしまいました。ま、残念ではあるものの完結に向けての人員整理といってしまえばそれまでですが。それに、実はなんだかんだいって主要四家(スターク、ターガリエン、ラニスター、バラシオン)の血を引く人物は今回誰も亡くなってないんですよね。

 

いやー本当にこの第3話は良かったです。夜の王・ホワイトウォーカーとの闘いが早くも第3話で決着してしまったのは意外でした。残りはあと3話分。残念ながらサーセイの思惑通りジョン・スノウ達は勝利したとはいえ戦力は大幅ダウンしているので、いまサーセイの軍が攻めてきたらあっさり蹂躙されてしまいそうです(そんなバッドエンドも有りといえば有りですけど)。サーセイとの最終決戦で3話引っ張るんですかねー。

もはやこの後の展開がどうなるかは全く分からなくなってきました。下手に展開予想なんかせずに純粋に残り3話を楽しみたいと思います!!!

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